緊急署名 提出行動 報告

緊急署名の呼びかけ

提出署名筆数(2011-08-11 第4次(追加)提出迄)
東京電力宛
第1次(4/14)26,539筆
第2次(5/18)54,484筆
第3次(6/22)14,084筆
第4次(追加提出)(8/11)1,020筆
総 計96,127筆
内閣府宛
第1次(4/14)27,308筆
第2次(5/18)54,788筆
第3次(6/22)14,087筆
第4次(追加提出)(8/11)1,020筆
総 計97,203筆

報告

(2011-08-26)

8月11日、追加署名の提出と東電再交渉を行いました

第3次署名提出行動の後、残された再質問を元に、8月11日(木)に東電再交渉を行いました。10名が東電に、7名が内閣府に行き、第3次集約後に届いた署名も届けました。

取り急ぎの報告です。

追加署名を提出

8月11日に、「福島原発10基の廃炉を求める緊急署名」の追加署名1,020筆を東電と内閣府に届けました。

累計、96,127筆(東電)、97,203筆(内閣府)

その後、70筆余りが届いています。

東電との話し合い

署名提出時に、前回、東電との話し合いで残った件について再度、4回目の話し合いを持ちました。東電からは今までと同じ3名。會田さん、竹内さん、横倉さん。当会からは10名参加。福島出身の人が多く含まれていて、切実なナマの声が響き渡った話し合いでした。4回とも、繰り返し、現地被害住民の激しい怒りを伝えてきました。生活を壊された彼らへの償いに、事故を起こした当事者として向き合うことを要求し、住民や作業員のヒバク問題を最優先すべきことを繰り返し訴えてきました。

「再質問・要請書」は、絞って書いたつもりでしたが3ページ。 東電から「文書回答」が出され、それをもとに回答を受けました。 1時間の予定でしたが、1時間50分を超えても終わらず、次の別の会が控えて いたので、打ち切りに。

順不同ですが、議論が紛糾したいくつかを列挙します。

1)重大事故を起こして、多くの住民・作業員などに甚大な被害をもたらした、当事者としての責任を、貴社の会長・社長・役員など、上部幹部の退職金を返還 して、賠償責任を果たしてください、という要求に対して、前回までも具体的な回答がなかったので、再度提出。

今回、回答を促して「個人の財産権に関わる問題なので」と口頭で回答。 勿論、怒りの声が口々に。

被害を受けた住民は、全財産を失ない、生活手段を失っています。

長期にわたって健康被害も心配し続けなければいけません。

それ比べ、東電上部幹部の退職金などは、ほんの一部に過ぎず、生活は安泰なままなのですよ。

2)前回の回答「5月6日から定期的に汚染測定を実施している」ことに対して、事故直後、最も激しい放射能放出があったときに測定した結果を、住民に知らせ、あるいはすぐにも避難を指示を出すべきでしたが、実際は。

回答と、やり取りは、次の通り。

「事故直後、管内のモニタリングが作動しないので移動車で測った。」

「それをどう生かしたか。」

「HPに公表した。国に伝えた。マスコミにも伝えた。」

住民の被害を最小限にとどめようという認識は微塵もないことに、あらためて怒りと悲しみが沸いてきます。

チェルノブイリでは何千台ものバスを使って強制避難をさせました。その何千台ものバスの調達も考えていなかったのが明らかになりました。事故は起きない筈だったからですね。原発を動かす資格・能力はゼロです。

3)中長期にわたる健康被害・晩発性障害の問題は、懸案事項でした。

東電の文書回答は次の通り。

「…長期的な健康管理に関する検討も始まっています。(「東電福島第一原発作業員の長期的健康管理に関する検討会」厚生労働省)」

前回の回答よりはマシだとしても、国に丸投げ。当事者意識はゼロ、です。

4)福島原発10基のうち、4基は廃炉が決まっているが、残り6基も早急に決めてほしい、という要求に対して、東電の文書回答は次の通り。

「(残り6基の)今後の取り扱いにつきましては、技術的な調査や、国や立地地域を初めとする皆様のご意見を踏まえながら、検討してまいりたいと考えております。」

これに対して、会から反論が続出。

「検討の余地はあるというのか。それはどういうことか。」

「ヒバクをこれだけもたらして、なお検討の余地があるのか。」

「被ばく労働なしに動かないことがはっきりしてもなお、動かすつもりか。」

「4基だけで、他の炉が無事な筈はない。」

「即刻、廃炉を宣言することから、原発災害を起こした当事者としての償いを始めるべきだ。」などなど。

内閣府との話し合い

4月、1回目は、全くつっけんどんで、あっという間に終了したのですが。。 今回は30分。回を重ねるほど、丁寧になったと感じます。参加者7名が、各自の思いをしっかり訴えました。

1)要請項目の5番目「電源三法を廃止すべき」に対して、

会…「電源三法こそバラマキです。子ども手当ては、バラマキなんかじゃありません。なぜ、野党の追及に、政府はまともに反論しないのですか。」

内閣府…「同じような要請も届いています。ちゃんと伝えます。」

2)会…「東電が情報を出したがらないのは許しがたい。事故を小さく見せようという意図がありありだ」という指摘に対して、

内閣府…「身内がやったことでイヤなのですが、これは今日のNHKのWEBです。」と、記事のコピーを配りました。

記事は、「インターネットで公開されていた子どもの甲状腺検査の結果を、原子力安全委員会がすべて削除していたことがわかり、専門家は「正確な情報提供に 逆行する」と指摘しています。(8月11日 NHK NEWS WEBより)

言うまでもなく、こうしたことのないように、と口々に強く要請。

最後に、福島を廃炉にし、さらに次々に原発を廃炉にするよう、要請した。

福島廃炉から、他の原発の廃炉に向かいたい

  • 10基全部の廃炉を確認するまで交渉は続けたいね、という意見も出ました。
  • 当然、廃炉と思っていた「もんじゅ」は、1日に5,500万円もの税金をつぎ込ま れて15年以上も生き続けています。 「もんじゅ」の二の舞にしてはなりません。
  • 交渉で出てくる内容は、東電の上部が考えていること以上でもなく以下でもありません。
    それでも、いろんな市民が東電に思いを伝え、知らしめることは必要です。ごく普通の市民が、3・11をきっかけに素朴な疑問を持って行動し始め、東電と話し合いを重ねるにつれて、ますます理不尽さに対する怒りを大きくしてきたことを、東電と政府に知らしめ続けましょう。

(2011-07-04)

6月22日、第3次署名提出行動の報告 その1

早く「報告(その2)」を出したいのですが、取り込んでいます。すみません。

質問・要請書(東電宛・内閣府宛)と東電との交渉記録をUPしました。(2011-07-25)

1) 東京電力への提出
第1次(4/14)26,539筆
第2次(5/18)54,484筆
第3次(6/22)14,084筆
総 計95,107筆
2) 内閣府への提出
第1次(4/14)27,308筆
第2次(5/18)54,788筆
第3次(6/22)14,087筆
総 計96,183筆

緊急署名は、一応、これで終わりました。が、その後に届いた署名も、確実に届ける予定です。

東電には「質問・要請書」を出して1時間20分話し合いを持ちました。予想されたことですが、いくつもの再質問が残っています。話し合いを継続する予定です。

「質問・要請書」および「東電との交渉記録」

東電との交渉記録(PDF file 約 380 KB)
録音記録からテープ起こししたもの。16ページ
「質問・要請書」東電宛(PDF file 約 180 KB)
「質問・要請書」内閣府宛(PDF file 約 110 KB)

第3次署名行動への参加呼びかけ (2011-06-14)

6月22日(水) 第3次署名提出行動にご参加ください

1)11:00〜12:00東電への提出東電本社前 (JR新橋駅6分)
(10:50集合)
2)14:00〜内閣府への提出内閣府前 (地下鉄国会議事堂1分)
3)15:00〜16:30院内集会衆議院第2議員会館第7会議室
院内集会 発言者
嶋橋 美智子さん(浜岡原発で働いて白血病になり亡くなった嶋橋伸之さんのお母さん)
澤井 正子さん(原子力資料情報室)

今回は、東電に事前に「質問書」を提出する予定です。

今、切実な問題が、「被曝」の問題です。

大量に出続けてやまない放射能。ふるさとを壊された福島の人たちの怒り・悲しみ。私たちの頭上にも放射能が降りかかるかもしれない恐怖の中で、私たちは、福島の人たちを思いながら、「誰もが犠牲にならない社会」を願いながら、この緊急署名を始めました。

収束のメドが立たないまま、作業員・労働者が、放射能に汚染された苛酷な環境の中で作業をしなければならない事態が続いています。でも、誰にもヒバクを強いてはいけないのです。とりわけ、若い人々には。

労働者の被曝を避けるために、私たちは、何をすべきなのでしょうか。これらは、私たちみんなの問題です。


(2011-05-26 / 2011-05-28)

16:00〜17:30 院内集会の内容を追記しました(2011-05-28)

5月24日、東電の広報部原子力センター部長・會田さんから、次の回答をメールで受け取りました。

古荘様
20日の決算発表の際に福島第一1〜4号機を廃炉に
するとの発表を行いました。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11052003-j.html
福島第一の5,6号機、福島第二原子力発電所の原子
炉は「詳細な調査はまだ実施できていない」ことから
当社として意思決定できる段階ではなく、方針は未定
と説明しています。
8万筆の署名の受け取りについては、会長、社長への
報告に加え、本日、緊急時対策本部に詰めている原子
力関係役員(副社長、常務)にも報告しました。
遅くなりましたが、ご報告です。

原子力センター 會田

私は、対応へのお礼と、「福島第一1〜4号機を廃炉にする発表」を嬉しく受け止め、さらに5、6号機および第二の廃炉に向けて要求し続けることを伝えました。さらに次のように付け加えました。

……
なお、私たちが會田様とお話をしている時間に、東新ビルの外では多くの人たちが
「ふるさと」などの童謡を歌って待っていたこともお伝えしたいと存じます。
私は、中に入っていたため、知りませんでしたが、後で聞いたことです。
その後、私は福島を訪れ、昨日帰りました。
福島で、ふるさとを汚され、失ってしまった人々の悲痛な思いに接し、18日に、
外で歌っていた「ふるさと」を思い起こし、一層、私たちの願いが実現に向かうこ
とを強く願っています。
會田様を通じて、東電にお伝えしたいと存じます。
よろしくお願いいたします。

私達は、ひき続き、全10基の「廃炉」を求めます。


5月18日、第2次署名提出行動の詳報

東京電力、および内閣府に署名を手渡し、その後、衆議院第2議員会館第7会議室で報告を兼ねた記者会見・院内集会を行いました。

1) 13:00〜 東電への提出 今回(5/18) 54,484筆
(前回4/14 26,539筆) 総計 81,023筆
東電では、前回と同様、広報部原子力センター部長・會田さんと課長竹内さん。中に代表7名とカメラ(OurPlanet-TV・白石さん)が入り、1時間、参加者は口々に思いを訴えました。
訴えた内容は、被災住民への補償、住民のヒバク、とりわけ子どもたちのヒバク、作業員のヒバクの問題など。
この署名と私たちの発言が、どのように責任ある部署・人に伝えられたかという質問には明確な回答が出て来ず、後日、フィードバックを要求しました(5月24日、この件の回答をメールで受け取ったことは、上で報告した通りです)。
広報部とは、しばしばパイプを断ち切る役目を果たすためにある部署です。
口頭で伝えた、署名は事務所に置いてある、と言われたのには、参加者は皆あっけに取られました。
東電の姿勢・組織のあり方が問題です。
東電側が録音をしていなかったことも指摘しました。
「先にこちらから録音をしないが、市民側が録音をすれば、こちらも録音します」と、次回は東電側も録音することを約束しました。
「原発が陥っている厳しい状況を、いかに収束させるか、ということが最優先課題です」との會田さんの言に、「収束への取り組みが最優先だと私たちも強く思う。しかし被災住民、作業者に、収束するまでヒバクし続けながらガマンして待っていてください、と言える問題ではないです。」
次回は、前もって私たちの側の質問を整理して提出し、責任ある回答を得たい、というのが反省です。
2) 15:00〜 内閣府への提出 今回(5/18) 54,788筆
(前回4/14 27,308筆) 総計 82,096筆
代表6名+服部良一衆議院議員秘書、OurPlanet-TVの記者が入室。
内閣の対応も、前回同様、大臣官房総務課調査役・山田さん、佐野さん、阿部さん。15分程度でしたが、口々に思いを訴えました。
前回は、ただ受け取るだけ、聞く耳を持たずの感じでしたが、今回の対応はずっとましだと感じたのは、状況が動いているからではないかと思われます。
「汚染された環境で、子どもたちが窓も開けられないところで勉強している。せめてクーラーをつけるなどの対策をしてほしい。」「東電では、収束させることが最優先課題だと言われたが、だからと言って、被災住民、作業者に、収束するまでヒバクし続けながらガマンして待っていてください、と言える問題ではないです。」
山田さんは、「東電ができることと国ができることは違う。考慮したい。」と応えました。
3) 16:00〜17:30 院内集会 (2011-05-28 追記)
署名活動の中で出会ったさまざまな質問の中から、今回の院内集会のテーマを「原発がなくても大丈夫なの?」としました。
発言者
服部 良一 衆議院議員
今回も、前回同様、署名提出から院内集会まで、服部良一議員と秘書の芦澤礼子さんに、多大な援助、助言をいただきました。
院内集会で、服部良一議員は、国会の動きも含めて、次のように発言しました。

停止から、さらに廃炉しかないと言うまでのハードルはあるが、迷っている議員も含めて超党派で仲間を増やしていきたい。

福島第一、第二はもちろん、女川原発など被災した発電所、老朽化した原発、福島と同型の原発も問題にしていきたい。

海外への輸出も許さない。原発を停めても全く問題がないことが、ますますはっきりしてきてきた。

山田征さん(ヤドカリハウス)
テーマに沿って2点、話されました。
  • 原発を動かすためには、それと見合う出力の火力発電所などがセットになっている。原発が徐々に出力を上げるのに合わせて、セットの発電所を徐々に出力を下げて停める。いわばシーソーのようになっている。
    ということは、原発を無くしても現在ある発電所で十分電気をまかなえるということ。
  • 原発を推進してきた企業が、今度は電気不足を太陽光発電、風力発電に置き換えようと大がかりにやることで、また自然破壊をする。
    レアメタルの需要によって、産出、精製現場での深刻なヒバクや化学薬品汚染をもたらす。
青木一政さん(福島老朽原発を考える会

福島県内の4分の3の学校のグランドが、放射線管理区域に当たる線量を示した。文科省は、20ミリシーベルト(mSv)/年 は大丈夫と回答した。

9年間で50mSv浴びた原発労働者が白血病で亡くなっている(5mSv/年)。

文科省の 20mSv/年 発言で、学校は野外活動を始めている。

大多数の親はそれに従い、心配する親は、むしろ非難されている。

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク』ができ、親たちがつながり始めた。国内外からの批判の声も高まっている。

東井怜さん(東電と共に脱原発をめざす会)

福島原発のある双葉郡、2万世帯にニュースを99号まで全戸配布し続けた。その後、浜岡のある静岡に移住した。

浜岡原発の停止を菅総理が要請、中電が受諾した。『全面停止』と報道されたが、ツナミ・地震への安全対策完了するまで停める、ということ。

一時停止ではなく全面停止に、という緊急署名を届け続ける。

福島では、地震計が地震で機能しなかった。汚染していて計測できなかった。

停電も汚染も最初から分かっていること。

それができないなら、最初から原発は、やるな。

目の前の一つ一つを実現していく。負けているばかりではない。

発言者で時間一杯になり、参加者からの発言がいただけませんでした。
ご意見をお持ちの方は、どうぞお寄せください。
次回の提出・交渉に生かしていきたいと思います。

署名提出の様子はOurPlanet-TV記事(動画付)でも動画で見ることができます。


(2011-04-19)

4・14署名提出行動報告(詳報)

1) 10:00〜 東電へ提出した署名:26,539筆
東電本社前(三角の広場)には、大きな横断幕や色とりどりのパネルを持った人たち、入れ替わりで演奏するミュージシャンたち、署名を集める人たちが集いました。
代表3名が別館へ入室。30分ほど話し合ったのですが、次の内閣府への行動が控えているので、私たちの方から時間を切らざるを得ませんでした。
「次回は時間に余裕を持ってきます。質問もありますから、それにも答えてください」と約束して辞しました。
外にで出たら、大きな横断幕と拍手に迎えられ、ビックリ。
大半が内閣府に歩き始め、半分ほどが残って出迎えてくださったのでした。
2) 11:00〜 内閣府に提出した署名 27,308筆
総理官邸前でも、東電前と同様にパネルと音楽にあふれたパフォーマンスの中を掻き分けて、代表5名+服部良一衆議院議員、議員秘書、OurPlanet-TVの記者が入室。
15分ほどで、ほとんど提出行動のみ。
「次回提出のときにも対応をお願いします」に対して、「次回は送ってください」と言われ、ビックリ。理由は、たくさん来る要請に対応していないから、と。
「そういうわけにはいきません、それだけ重大な声が届いていると受け止めて、今回と同様に会ってほしい」、「では、そうします」と終了しました。
3) 12:00〜 記者会見・院内集会
原発の作った電気を使いながら、原発から離れて暮らしてきた私たちは、原発のそばで暮らす人々のことを、どれほど知っていたでしょうか。
原発が人々の暮らしに食い込み、支配してしまっている、とことばで言えば簡単です。でも、そう言うのは、あまりにも傲慢すぎます。
現地からの報告を聞いて一緒に涙する、では済まされない院内集会でした。
原発事故の恐ろしさを知って驚き、署名活動に参加した多くの人々と、福島が直面している現状を共有するきっかけにできたら、と思います。
大賀あや子さん(福島県大熊町在住 福島第一原発から5km)
彼女は最初に、たくさんの支援に、温かい気持ちを感じあえる喜びを述べました。
次にハイロアクション福島原発40年の「声明(3月25日)」を読み上げました(ぜひ、お読みください)。
避難が必要な人々へのサポート、ヒバクを避けるための正確な情報の伝達、子ども・妊婦のヒバクからの保護、とりわけ、これから取り組もうとしている母乳汚染調査などの、数々の課題から、私たちは汚染の厳しい現実を、あらためて知らされました。
質問の中で、やっと彼女は体験したことを語りました。こちらでお聞きいただけます。
北村年子さん(ノンフィクションライター)
彼女は「廃炉」署名を、ご自分のネットワークやツイッターなどで広げてくださいました。
原発のある人々の暮らし、本当の気持ちが言えなくなる人々のことを微妙な立場から触れてくださいました。
機会があって、福島第一原発敷地内で見つけた奇形のタンポポを写真に取ろうとしたら、慌てて制止された、という話も。
東井怜さん(東電と共に脱原発をめざす会)
2ヶ月に1回、20年以上も東電との面談を続けてきた「共の会」は、同じ14日が東電との交渉の日でした。
その交渉を、彼女は途中で抜け出して、駆けつけてくださいました。
彼女は、福島原発の他に、浜岡原発に、ずっと取り組んできました。
「日本は、世界に対して加害者になってしまった」という彼女の指摘を、重く受け止めなければいけません。
その他、会場からたくさんの発言がありました。
その中の一人、Tさん(14年間、福島第二原発カルチャースクール教室で教えてきた)は、「万が一の時に備えてディーゼル電源を高台にも置くことなど、何回も進言してきたが、取り合われなかった。『想定外を想定していたら、何もできない』と斑目氏(註:斑目春樹 原子力安全委員会委員長)は言った。東電の社員は、教室の開始前、5分だけ挨拶をして帰り、、生徒と先生はとり残される。奇形のタンポポの他にも、たくさんの奇形植物の写真を撮った。」などと話されました。
自分の住む近くで、奇形のタンポポを発見したら、私たちはどう感じるでしょうか!
4) 14日の行動をいくつかのメディアが報道してくださいました。

署名は継続します。(2次集約(締切)日:4月30日)

>>過去のメッセージ

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